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Eljudnir ~エルヴィドネル

徒然なるままに、日暮らし、PCに向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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遠い未来、ヒトが骨・魂・肉に分かたれた世界。骨は宝石となり仲間を守るため戦う、という漫画。著、市川春子。講談社アフタヌーンKC発行。


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 菌が肉眼で見えるという特殊能力を持つ主人公・沢木直保の、農大ライフ漫画。著、石川雅之。講談社イブニング発行。

 珍しく買ったわけじゃなく、借りて読みました。というか、旦那が借りてきて家にあったので、つい開いてみたら面白くてノンストップ。
 菌がかわいいです。沢木の目に映る菌たちはデフォルメキャラで、わやわやとしゃべってます。集団で相談したり、沢木に文句言ったり。この光景、何かを思い出しそうになるのだけども分かりません。私は何に重ねているのだろう…フチコマ(@攻殻機動隊)の相談シーンかな?
 大学のゼミに1年の内から出入りしてたり、人間外がしゃべったり、牛の直腸検査してみたり、微妙に「動物のお医者さん」を彷彿とします。教授や先輩も個性的だしね。あと、悪っぽい先輩2人が「稲中卓球部」を思い出します。かぶってるのはたぶん、川浜と田中の風貌だけでしょうけども。

 それにしても驚いたのは、ゴスロリ妹の正体です。沢木のことを前から知っている風なことをほのめかした時点でピンと来ましたが、いやそれにしてもしかし…。いい加減に俗物な私からすると、萌え萌えくるわけですが(笑)。
 沢木と蛍はもちろんのこと、武藤と及川とか、長谷川と及川とか、私の俗物ポイントをくすぐるシーンが意外と多くて脳ミソがゆだりそうです。

 続き出たらどうしよう。読みたいけど、1巻から買うのもためらわれる(苦笑)。すでに読んじゃっただけに。
 父を探す少年・ゴンと様々なハンターたちを描く冒険漫画。著、富樫義博。集英社ジャンプコミックス発行。

 いや今更ですが、24巻出ましたね。富樫義博は漫画描き続けて欲しい作家のうちの1人なので、非常に嬉しかったです。…不安も多い人だけど。
 「幽☆遊☆白書」の頃から好きでしたが特に好きになったのは終盤からで、「レベルE」で私の中の富樫義博の地位が不動のものになったという感じでしょうか。戦略、ロジックの妙が素晴らしいです。どんでん返される瞬間が、もう、言い様のないほどの愉しみというか、愉悦?恍惚?を与えてくれる。
 順調に連載してくれたら、文句ないのですが。

 本巻で特筆すべきは、あの意外なカップリングじゃないでしょうか。コムギちゃんがもう可愛くて可愛くて…。ノブさんの健闘もぐっと来たし、パームの行方も気になりますが、それらが吹き飛ぶくらいあの2人が良いです。
 当然、私的名台詞は「貴様は余の大事な客だ」。
 名シーンは、名を尋ねるところ(誰が誰に、とは言わない・笑)。
 …身悶えしそうだ(笑)。
 大剣を担いだ黒剣士ガッツが妖魔と闘う、重厚な中世ファンタジー漫画。著、三浦建太郎。白泉社JETSコミックス発行。

 とにかく画力がすごいと思う。煽り文句に「圧倒的な画力!」みたいなことが書かれていたが、まさにその通り。白いページは効果上のものしかない。
 あと、ファンタジーと書きましたがドラゴンが闊歩しているわけではなく、基本は中世で実は妖精もいるんだよ~という隠れファンタジー(?)です。なので騎士や王国が沢山出てくるんですが、中世の時代考証がすごい。武器、鎧、平民の衣服、村の様子、政治がどうたら、など。そもそも自分に知識がないので合っているのかどうかは知らないのだが、魔女狩りとか、教会とか、まぁいいやとにかく細かいです。

 本巻はクシャーン大帝と闘ったり、鷹の団がようやっとババーンと出てきたり、緊張感高いです。まぁベルセルクってかなりのハイテンションをずっと維持し続けるという、どうしてそんなことが出来るのか分からない作品ですが。緩急ついてるんじゃなくって急ばっかり(笑)。
 ゾッドとガッツがいい感じ。ゾッド好き好き。敵だけど、強くて義理に厚いキャラっていいよね。
 あとファルネーゼ様が割りと好き。セルピコとの主従兄妹な関係も好き。意外と良いキャラだったロデリックと幸せになって欲しいなーと思う…が、無理じゃないかなぁ。
 勝気でショートカットなキャスカが好きだったので~。元に戻って欲しいです。

 ところでグリフィスって王国を手に入れたいだけなんかな? それだったら、彼が王様になっても損はない気がする。むしろ強い軍隊(なにしろ妖魔)を持っているんだから、王国にとっては良いことな気がする。支配したあと、国民を蹂躙するとかしなさそうだし、なんて思った。んー?
 この本の詳細は、前巻参照。
 しかし38巻が飛んでいるので、前々巻でございます。

 この人、絵上手いなぁ。少年漫画はキャラの描き分けがちゃんと出来ている人多いけど、この人の描き分けは特に好きだ。重吾とか、よくあるキャラっぽいのに、見て区別が付く。いいねぇ。
 そういえば、微妙にゴールが見えないのに、それが気にならないのも特徴の一つかもしれない。思い返してみれば、面白くて熱中する漫画ってその傾向があるかも、と今思った。あるいは、明確な目的がはっきりしているか。
 まぁナルトの目的(目標)は、はっきりしているんですけどね。今まではサスケが動いていなかったせいもあって遠い目標のようでしたが、段々と両者が近付いてる感じです。
 そしてカブト再登場! この人、好きではないがなんとなく気になる。今後の動向が気になるぅ。私的にこの巻で最も印象に残ったシーンが、カブトが眼鏡を取って振り向くと…!?ってところになるくらいには好きなのかもしれない。
 そして! ヒナタ再登場! 私、この子好きです~。おそらく風花(@ペルソナ3)が好きなのと同じでしょう。きっと好みのタイプなんですね。ナルトのアニメは見てませんが、ヒナタに声あてるんなら風花の声の人が似合うと思うな~。
 一度声を聞いた相手はすぐ分かり、七色の声を使い分ける少女・ニコと熱いオタク・ロボがスパイとなって事件を解決するってゆー漫画。著、黒田硫黄。小学館ビッグコミックスIKKI発行。

 今ドラマでやっているあれです。ドラマを見て気になって、原作を買ってみたのですが、期待以上でも以下でもない感じでした。とりあえず、損はしてないかな。
 ドラマほど熱くも人間ドラマ臭くもないですね。ニコはもっと大人っぽく、そして子供っぽい。無邪気にスパイを楽しんでいたけれど、それによって人を不幸にするかもしれないことに気付いたとき、葛藤して悩む。ドラマだと女優さんのイメージもあるせいか、ニコがだいぶ毒気ないですが、もっと大人で小悪魔です。
 そしてロボは、ドラマの方がよく描写されてると思う。しかしニコと違って路線は一緒。漫画だと、あくまでニコのお供ですが、ドラマだとしっかりダブル主役っぽく見えますからね。
 絵は、上手いんだけど、好き嫌いあるかも? 筆ペンだかで書いていて、仕上げがやや雑なので。しかしひょっとした瞬間のニコの顔が、エラく色っぽいのが好きです。
 この本の詳細は、前巻参照。

 なんと言ってもシカマル大活躍!です。知略派、いいですねぇ。好き好き。飛段、どうやって倒すのかと思っていたらそうきたか。なるほどでした。不死のカラクリは明かされなかったけど…気になる(笑)。
 対して、ナルトの新術完成方法は…ちょっと「またそれですか?」的だった(苦笑)。忍術の属性優劣関係も、まぁあるだろうと思ってました。ゲームにも属性優劣はよく使われるし。ジャンプでもよく出てくるイメージがある。
 角都の姿が出てきましたが…飛段に負けず劣らず気持ち悪い。あふ。さすが悪役。
 個人的に、いのにはもうちょっと活躍して欲しいなぁと思います。さくらと張り合えるライバルになって欲しいというか。そんなにたくさんバリエーションや戦術を考えるのは大変かもしれないけど、心転身の術の弱点ばかりが大きい感じがして可哀想。
 この本の詳細は、前巻参照。

 ミリアねーさぁ~ん! 前巻の最後の方、一体どうなったかと気がかりでしたが…。なるほど、そうだったのか。ミリア姉さん素敵です。クレアも順調に強くなった模様ですし。いいねぇ。
 そして随分時間が経ってしまいましたが、ラキはどうなったのか新たな気がかりが。新キャラなんて出してる場合じゃなくてよ!
 個人的に、残った7人のうち前巻までに見かけなかった垂れ目の彼女が気になります。前巻いたっけ…? 何か目的があってわざとあそこにいるんじゃないかなとか。穿った見方をしてしまう天邪鬼な私。
 しかし、ルシエラあんまり出番なかったなぁ。好きだったんですが、あの髪型とか。残念。
 8ミリビデオで自作映画を撮る大学映研メンバーの人間ドラマ。1980年代の漫画。著、細野不二彦。小学館ビックコミックスピリッツ発行。

 人んちで読んだ漫画なので所持しているわけではないのですが、すごく面白かったのでご紹介。
 古い漫画です。絵柄とか登場人物のセンスとか古い。でも話がとても面白い。ありがちな青春群像って感じですが、何が違うんでしょうね? 評論家ではないのでどこがどうと論じる頭はないため、何が上手いって言えないのが歯痒いです。
 やっぱりキャラがいい味出してるかな。それから裏表紙や途中に出てくる、メンバーが横並びしている絵、あれがとても好きです。スナップ写真のような。青春とか思い出とかさー、正にその時その場所でしかないものでしょ? そういう過ぎていく時間の中の一箇所を切り取ったみたいに。
 漫画なので彼らのストーリーは一冊に収まっていますが、その後にも彼らの人生は続いているわけです。その中のほんの一幕を、私たちは見せてもらったわけで。大切で、もったいなくて、消えてしまいそうで、でもとんでもなく輝いているモノを描いている。青春漫画らしくクサい言い方をさせてもらうと、そんな感じ。
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