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Eljudnir ~エルヴィドネル

徒然なるままに、日暮らし、PCに向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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 半強制でチケットを買わされたので、聴いてきました「カルミナ・ブラーナ」。しかし! とても良かったので非常に満足です。あまりに良かったので、帰りがけにカルミナのCDを買ってきました。
 有名だというのは知っていたのですが曲と結びついていなかったのですけど、冒頭数秒を聴いて「あぁこれか!」と思ったほど有名な曲。よくファンタジーや中世の映画に使われていると思う。映画「ジャンヌ・ダルク」で使っていたような気がする。その冒頭を聴いて、私の頭の中を、森の中を急いで疾走する貴族の馬車が駆け抜けていきました。

 とにかく冒頭が派手です。掴みはOK?(笑)。シンバルや大太鼓って、クラシックだと最後の方のクライマックスにしか使われないイメージが(私の中に勝手に)ありますが、最初っからとにかく全部使ってドーン!ジャーン!ジャカジャカジャカババーン!と。待ち時間、ウトウトしかけていた頭に渇を入れてくれます(笑)。
 しかしそれからも、あまり休まない。合唱がポップです。雰囲気が、イタリア歌曲や「流浪の民」を彷彿としました。弾むように歌うところが多く、飽きさせません。
 「世俗カンタータ」という副題が付いているようです。世俗とはなるほどと思いました。歌詞も、♪私に頬紅を売ってくださいな~ とか、♪わしは僧院長さまだ~ とか。歌舞伎より狂言なのでしょう。
 で、ソプラノの人がまた上手かった! 高音を、細いところからぐわーと厚くしていくところが逸品。出来て当然なんでしょうけど、高音がまったくぶら下がらない。ストーン、と上から乗っています。いやーすごかったすごかった。
 改めて思ったのは、やっぱり声楽曲は聴き易いわぁ。聴き所がはっきりしてる。声も入っていると楽器だけの部分も楽しめる。私は好きです。

 おまけに。冒頭の曲 "O Fortuna" は、銀の輪を持つ運命の女神を歌ったものだそうです。…これ、アリアンロッドか(笑)。カルミナはドイツの曲で、アリアンロッドはケルト神話、イギリスから広くヨーロッパなわけです。だからおそらく合っているだろうけれど、なんで固有名詞は出てこないんだろう。
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