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Eljudnir ~エルヴィドネル

徒然なるままに、日暮らし、PCに向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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 大剣を担いだ黒剣士ガッツが妖魔と闘う、重厚な中世ファンタジー漫画。著、三浦建太郎。白泉社JETSコミックス発行。

 とにかく画力がすごいと思う。煽り文句に「圧倒的な画力!」みたいなことが書かれていたが、まさにその通り。白いページは効果上のものしかない。
 あと、ファンタジーと書きましたがドラゴンが闊歩しているわけではなく、基本は中世で実は妖精もいるんだよ~という隠れファンタジー(?)です。なので騎士や王国が沢山出てくるんですが、中世の時代考証がすごい。武器、鎧、平民の衣服、村の様子、政治がどうたら、など。そもそも自分に知識がないので合っているのかどうかは知らないのだが、魔女狩りとか、教会とか、まぁいいやとにかく細かいです。

 本巻はクシャーン大帝と闘ったり、鷹の団がようやっとババーンと出てきたり、緊張感高いです。まぁベルセルクってかなりのハイテンションをずっと維持し続けるという、どうしてそんなことが出来るのか分からない作品ですが。緩急ついてるんじゃなくって急ばっかり(笑)。
 ゾッドとガッツがいい感じ。ゾッド好き好き。敵だけど、強くて義理に厚いキャラっていいよね。
 あとファルネーゼ様が割りと好き。セルピコとの主従兄妹な関係も好き。意外と良いキャラだったロデリックと幸せになって欲しいなーと思う…が、無理じゃないかなぁ。
 勝気でショートカットなキャスカが好きだったので~。元に戻って欲しいです。

 ところでグリフィスって王国を手に入れたいだけなんかな? それだったら、彼が王様になっても損はない気がする。むしろ強い軍隊(なにしろ妖魔)を持っているんだから、王国にとっては良いことな気がする。支配したあと、国民を蹂躙するとかしなさそうだし、なんて思った。んー?
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もくじ
[ベルセルク 32巻]
天使のリボルバー
  (2024/05/18)
本  (2007/12/03)
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