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Eljudnir ~エルヴィドネル

徒然なるままに、日暮らし、PCに向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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 9世紀の北海での、ヴァイキングの漫画。著、幸村誠。講談社アフタヌーン発行。

 2巻までは講談社マガジンから出てましたが、アフタヌーンで出しなおしているようです。2巻までの出しなおしが終わって、新たに3巻がこのほど出ました。
 まぁ好きな本しか買わないので、この漫画もすごく好きなんですが。幸村さんは迫力ありますね。アフタヌーンの絵描きさんは、リアルというか迫力ある上手さの人が多いと思う。私はそういうのが好みらしい。

 物語の中心はトルフィンという少年で、彼の成長物語だと思われます。
 けど、この話は悲しい。作中、「人を殺すな」というメッセージ?がありますが、実際当時の人たちはあんなもんだったんでしょう。
 例えば、同じ部隊内で喧嘩があったら、周りは「やれやれー」って見てるし、当人たちは剣を使って本気で戦う。あまつさえ殺してしまう。見知った人間を殺すとか出来ますか? 戦争で人を殺すことがあったとしても、知った人間を傷付けるとか考えられない。作品がどうとかじゃなくて、あの時代は悲しいなぁと。思うのです。
 まぁ現代に生きる人間の言葉でしょう。
 トルフィンが、父親の台詞の意味を分かる日が来ることを願います。
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