乳児の主張 育児

　ウチのきたろう君は大人しいです。まずほとんど「ギャー」って泣きません。会った人みんなに「それにしても大人しいね～」と言われます。
　ゴキゲンでも「あー、あー！」と言いながらニコニコ。まだ甲高い声を上げられないってのもあるでしょうけど、叫ぶような興奮した声は出しません。不機嫌でも、眉根を寄せてぶーたれてるだけ。「うぅ～」とか、「あーぅ！」と抗議の声を上げたりはしますが、一声上げたら黙ってしまいます。

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　お客さんが来ていると構ってもらえるからかゴキゲンになるので、余計なんでしょう。私と二人でいるときは泣いたりもするので。
　ただその場合でも、

　1. 不機嫌な顔をキープしてから（5秒）
　2. 「うー」「あーぅ！」など、抗議の声をあげ（1秒）
　3. お母さんが来ないか様子を見て（4秒）
　4. 2に戻る
　5. 何度かやってダメなら段々2の声音がエスカレートしてきて
　6. それでもダメなら、しばらく諦める（数分ジタバタ）
　7. また2に戻って
　8. このサイクルを何度かやっていよいよダメなら、泣く

という、非常に忍耐強い精神を持っておられます…。
　そしてしかも泣く場合も、

　1. 泣き顔をキープしてから（3秒）
　2. 「ぅぅぅうわぁーん」と一声上げ（1秒）
　3. 「うっうっうっ」と少し嗚咽（3秒）
　4. 一声上げたのでちょっと気も済んで、涙目でキョロキョロしてから（5秒）
　5. 1に戻る

という、そんなに間隔空いたら次の一声前に誰か来るよね…っていう騒音に優しいお子様です。

　そんなきたろう君ですが、最近主張に少しバリエーションが増えました。不機嫌の主張での「1. 不機嫌な顔をキープしてから」で、両足を揃えて振り上げ、ベッドに打ち付けるようになったのです！
　ドタン！ドタン！って音がするから何かと思ったら、きたろう君が不機嫌な顔で暴れておりまして。大人しく良い子にしていてくれるのは有難いのですが、母としては不機嫌でも気付いて上げられないときがあるのが申し訳なく、常日頃「もっと泣いていいよ」「泣いてくれないと、お母さん気付いて上げられないよ」って言っていたのが違う形で通じたのか、と。母は嬉しいよ、うっうっ。

　しかし、将来自分のことを主張できない子になってしまわないか、ちょっと不安です。嫌なことは主張していいんだよ。