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Eljudnir ~エルヴィドネル

徒然なるままに、日暮らし、PCに向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
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 古代日本、生まれて間もない神・鉄壱智と、都の土地神殺し、都に逆らう者たちが三つ巴で陰謀したり闘ったり手を組んだりする、古代伝奇漫画。ってこれを伝奇っていうんだろうか?(伝奇、っていうのは帯から拝借)。著、なるしまゆり。一迅社ZERO-SUMコミックス発行。

 なるしまゆり、大好き。ストーリーが良いです。と私は思います。絵もまぁ好きですが、たまに?しょっちゅう?崩れます。美麗って感じではないなぁ。味はあるけどね。たまに線とか歪んでる。多分ペン入れ苦手なんじゃないかな?(勝手に失礼なことを言ってみる)
 鉄壱智と夜長彦がいい感じ。好きです、夜長彦。きっと一番好きだ。人間だった頃の話がまた切ない。
 何かを一途に想うことって好き。物語の本筋とは関係ないが、夜長彦となる彼の、物を知らない微笑にとても打たれる。たまに考える。他の何も考えられずにただひとつのことを見ていられたら、きっとあんな風に笑えるんじゃないかと。
 なるしまゆりは、こういう小ネタが私のツボにハマるらしい。「原獣文書」で最も打たれたのは、博士の「何を犠牲にしても知りたいという欲があった」というところ。あれ泣けるねー。
 物を裏から見ると正義が逆転する発想も、この人はよく使う。そこも好き。
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もくじ
[鉄壱智 3巻]
ボイストレーニング 2007/01/27
  (2024/05/19)
本  (2007/01/31)
狩りまくり
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